介護保険適用の介護施設に入る場合の条件等について

病気がちになり病院通いが増加してくる

人間年を取ると体の自由がきかなくなるとともに病気がちになり病院通いが増加してくるほかに身体機能を維持するために機能訓練等を行う必要が生じてきます。
このような状況になると従来自分一人で自分のことはできていた人にとっても快適な生活を送ることは困難となりだれかの手助けを受けて生活していくこととなります。

このだれかの手助けについて従来は家族で面倒を見る、あるいは家族がいる家にヘルパーさんなどに助けてもらいながら手助けをしていくといった居宅での生活をベースにしたものが中心となっていました。

現在の厚生労働行政における高齢者施策においてもこの延長線上で作られた施策で行われているのが現状です。

しかし、平成28年の国民生活基礎調査を見ていくと単身世帯や核家族世帯数が約4300世帯となっており、世帯数全体で約5000世帯であることから考えるとともに暮らす家族が支援するという従来の仕組みは崩れてきており、核家族世帯で夫婦二人の世帯のうち一人を支援するためにヘルパーさんが家庭に支援に行くというのが居宅で生活していく限界事例であることが示されてくる状況にあります。

居宅での生活をあきらめて介護施設に入るという選択

このような状況においては、居宅での生活をあきらめて介護施設に入るという選択が考えられることとなります。
介護施設の中でも介護保険法に位置付けられリハビリ等ではなく生活の場所として考えられているのが介護老人福祉施設です。

一般的には老人福祉法の規定による特別養護老人ホームと表現されたりします。
この施設では多床室という部屋代が安い部屋のほかに個室と、10人程度で固まって個室と共同生活スペースで生活するユニット型個室とが存在しています。

介護施設を売りたい方オーナー様 | 介護施設の土地活用・不動産ならシーエーシー不動産より引用

部屋代については多床室が一番安く、個室そしてユニット型個室と値上がりしていきます。
食事についても提供されるため生活の不安は施設に入ることができればほぼ解消されるといえるでしょう。

しかし、この特別養護老人ホームについては要介護度が重度化した人を中心に入所させるという方針が示されているため、市町村等の要介護認定における要介護度が4や5といったレベルにある人達が中心になるということは知っておく必要があります。

そしてこの要介護度の高さは通常の生活の困難さ程度ではなかなか達することができないレベルであるということも理解しておく必要があります。
そして保育園と同様に入居待ちという待機老人を大量に発生させている現状もあるのです。

費用を抑えて介護施設に入りたいという場合にはこのようなハードルがあることは理解した上で、健康なうちは居宅で暮らせる準備をしておくことが賢明です。