熊本地震でわかる地震に強い家

michidoo post on 6月 19th, 2017
Posted in 耐久性

2016年に発生した熊本地震では多くの人が亡くなり、家屋も甚大な被害を受け、今もその爪痕が残っています。

熊本では地震に対する意識というのがそこまで高かったというわけではなく、ノーマークだったのは否めません。

他の地域のように近々大地震が訪れるような予測はなく、近い将来に直下型地震が起こるかもしれない程度のものであったため、地震に対する意識はあまり高くなかったのが実情です。

ただ、耐震設計の家が多かったのも事実であり、そうした面では被害はある程度限られたと言えます。

甚大な被害を受けたところで目立ったのは昔ながらの家、昭和中期あたりに建てられたような家を中心に倒壊していったという事実です。

日本家屋で瓦などを使っているところはその重みで倒壊するなど、昔ながらの家ほどこうした被害を受けやすいことがわかります。

一方、最近建てられたような家は耐震設計になっていることもあり、家の中こそ大変な状況になったものの、倒壊は免れているのが現状です。

耐震基準に適合していたかどうかという部分も大きな影響を与えたと言えます。
 

繰り返し大きな地震があった場合の想定も必要

しかし、耐震基準に適合していたとしても倒壊に近い状況になった家屋も多数存在しています。

この場合に注目したいのが繰り返し大きな地震があったということです。

当初発生した地震より、大きな地震が襲いかかり、こちらが本震で、当初に発生したものが前震とされるなど、2回大きな地震が発生しました。

1回は耐えられたとしても2回目は耐えきれなかったという家が多く、そうしたことが原因と言われています。

このため、何回も耐えられるような設計にしてあるところでなければ、耐えきれなかったことを意味します。

こうしたことからも、地震に強い家は単に1回だけ大きな地震に耐えればそれでいいというものでは不十分であることがわかります。

最近の住宅メーカーは何回でも揺れに耐えられる家というものを宣伝していますが、そうした家にすることが今後は求められます。

直下型地震は日本の至る所で発生し、特に地方部は昔ながらの家、80年代後半の耐震基準で建てられた家が多く立ち並ぶため、大きな影響を受ける可能性があります。

熊本地震に限らず、プレート型地震、海溝型地震などの影響を受けやすい地域の家などは揺れに何回でも耐えられる家というものが求められており、今一度耐震設計がちゃんとしているかどうか、揺れが何度来ても耐えることのできる家なのかを知っておく必要があります。

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